2022年8月21日(日)、高知競馬場で行われる「建依別賞」。
高知、夏の短距離重賞として定着しています。
高知所属の馬限定の3歳以上混合戦。
高知のダート1400mを舞台に、今年も夏のアツイ戦いが繰り広げられます。
過去の勝ち馬を見ると、カッサイやケイマ、スリラーインマニラやスペルマロンなど、高知を代表する馬たちが名を連ねる建依別賞。
今年はどの馬が勝利するのでしょうか。
そんな建依別賞の近10走のデータを収集し、傾向を探り、2022年の対策を考えました。
予想のヒントになれば幸いです。
建依別賞の血統傾向
まずは、建依別賞の血統傾向を見ていきます。
近10走に出走した馬の「父、母父」の血統とその系統を調べました。
まずは、1-3着馬の血統です。
色地の馬はリピーターです。
リピーターが活躍しやすい傾向があります。
以上を踏まえた上で、建依別賞で活躍しやすい血統は
- フォーティナイナー系(2-1-2-9)
- ストームバード系(2-2-1-1)
- ブライアンズタイム系(1-2-1-2)
- ハーツクライ系(0-0-2-0)
です。
フォーティナイナー系はダートに強い血統。
ストームバード系も、サンライズバッカスやモーニンなど、ダートに長けた馬を輩出しやすい血統。
また、短距離の適正が高い血統でもあります。
ブライアンズタイム系も、ダート適正があり、マイル前後も強い血統。
ハーツクライ系は、ダートの重馬場で走る傾向があります。
ダートの短距離に強く、重馬場で走る…。
まさに、高知に合った血統の馬が走る傾向があります。
建依別賞の枠傾向
では、枠傾向を見ていきましょう。
近10年の枠別成績はこちら。
8枠が好走しています。
もともと高知は外枠有利な傾向があり、建依別賞もその傾向が出ています。
2枠は10年で2着1回のみ。
2枠は割引き対象でしょう。
建依別賞の脚質傾向
では、建依別賞の脚質傾向を見ていきましょう。
近10年の脚質傾向はこちら。
逃げ馬が好走していますね。
高知は直線が200mしかなく、コーナーもキツイので、前残りになりやすい傾向。
建依別賞も例外ではないのでしょう。
しかし、末脚のある馬が差し込んでくる事もあるので、注意が必要ですね。
建依別賞の払戻しと一番人気成績
建依別賞の払戻しと一番人気成績を見ていきましょう。
まずは、払戻しから。
堅い!
3連単の万馬券は2回しか出ていません。
上位人気が強い傾向にあるレースと言えます。
では、一番人気成績を見ていきましょう。
強い!
一番人気が近10年で馬券を外したのは、たった1回です。
オッズ1倍台の一番人気が多く、6回勝っても単勝回収率は97.0%。
広く浅く買うと、ガミってしまう可能性が高そう…。
まずは一番人気からと考えても良さそうです。
建依別賞の対策まとめ
では、建依別賞の対策をまとめます。
- リピーターが活躍する!
- フォーティナイナー系、ストームバード系、ブライアンズタイム系、ハーツクライ系が良さそう!
- 8枠好走!2枠は割引き
- 逃げ馬が有利!末脚持った馬には注意
- 堅い!絞って狙っていくのが良さそう
さぁ、建依別賞は8月21日!
今年はどんなドラマが待っているでしょうか!?