2021年3月6日開催のチューリップ賞。
3歳牝馬限定のGⅡレース。
舞台は阪神芝1600mで、桜花賞と同じ舞台。
桜花賞トライアルレース、前哨戦として、とても重要な一戦です。
そんなチューリップ賞の傾向を紐解き、対策を考えていきましょう。
データは全て、近走5年の結果です。
チューリップ賞の血統傾向
まずは、血統の傾向を見ていきましょう。
近走5年の「父、母父」の馬と、系統を調べました。
まずは、1-3着馬です。
後にGⅠを獲る馬の名前が目立ちますね。
では、推奨血統です。
- ディープインパクト系
- ダイワメジャー系
- サドラーズウェルズ系
- ストームバード系
の、活躍が目立ちます。
仕上がりの早さに定評がある系統。
「パワー×スピード」の組み合わせが活躍する傾向にあります。
チューリップ賞の枠傾向
では、枠ではどんな傾向があるのでしょうか。
近走5年の枠別成績です。
5枠、8枠の成績が良いですね。
内枠よりは、外枠の方が、活躍する傾向にあります。
前半に負担がかかりやすいコース設計。
脚を溜めて、外からじっくり進めていけるタイプが活躍する傾向があります。
外枠だからといって、軽視するのは早計です。
チューリップ賞の脚質とラップ傾向
脚質とラップの傾向を見ていきましょう。
まずは、脚質から。
差し、追込勢の活躍が目立ちます。
先行馬も残っていますが、上りの速い馬の活躍が目立ちますね。
ラップも見ていきましょう。
前半に時計がかかる傾向があります。
チューリップ賞は、阪神芝1600m。
最初のコーナーまで、約440m。
坂を上りながら進むため、前半ゆったりめに進み、直線のキレ味勝負になりやすい傾向があります。
血統の「パワー×スピード」が活躍するもの納得ですね。
切れ味のある馬に注目です。
チューリップ賞の払戻しと一番人気馬成績
払戻しを見ていきましょう。
そこまで大きく荒れるレースでは、なさそうです。
一番人気馬は近走5年、一度も馬券を外していません。
一番人気馬の信頼は高いですね。
一番人気馬から馬券を組み立てていくと、良いでしょう。
チューリップ賞の対策まとめ
近走5年データから見えてきた、対策をまとめます。
- ディープインパクト系、ダイワメジャー系、ストームバード系、サドラーズウェルズ系の活躍が目立つ
- 「パワー血統×スピード血統」が良い
- 外枠が有利
- 追込や差し馬といったキレる馬が活躍する
- 一番人馬の信頼度は高い
チューリップ賞は3月6日。
今年はどんなドラマが待っているでしょうか!?