3月14日に開催されるフィリーズレビュー。
3歳牝馬限定、阪神芝1400mのレース。
桜花賞トライアルとして、注目される1戦です。
フィリーズレビューの近走5年のデータを集計し、傾向と対策を考えました。
予想のヒントになれば幸いです。
フィリーズレビューの血統傾向
まずは血統面を見ていきましょう。
近走5年に出走した全馬の「父、母父」と、その系統を調べました。
まずは「1-3着馬」をご覧ください。

では、推奨の血統はこちらです。

- グレイソヴリン系
- ハーツクライ系
- アグネスタキオン系
- ヘイロー系
です。
キレというよりは、スピードが持続するタイプの血統が、活躍しています。
1400mという距離ですが、短距離ではなく、中距離以上で活躍するタイプの血統が目立つのも注目です。
後述しますが、ペースが速くなりやすい設計で、距離以上にタフさや、スタミナが問われるコース。
短距離向きよりは、スタミナのある中距離タイプが、活躍しやすいのだと、考えられます。
フィリーズレビュー枠傾向
では、枠の傾向も見ていきましょう。
こちらも近走5年のデータです。

1枠3枠が、やや有利といった感じでしょう。
枠によって、大きな有利不利はない、と考えられます。
最初のコーナーまでは約440m。
スタートして、各馬ポジションを取りやすいため、そこまで枠による差がない、と考えられます。
フィリーズレビューの脚質とラップ傾向
では、脚質とラップを見ていきましょう。
まずは、脚質から。

差しの馬が活躍する傾向にあります。
維持したスピードを、さらに乗せていける、そんなイメージでしょうか。
ラップをみてみると、もうちょっと謎が解けます。

ハイペースになりやすい傾向です。
スタートして、下っていくコース設計。
最初のコーナーまでも約440mと長く、下りながら長い直線を走るので、前半が速くなりやすい傾向があります。
前半のスピードを維持して、最後の直線にある急坂を攻略する、タフさが要求されるコース。
逃げ切りよりは、脚を溜めつつスピードを維持できるタイプ、直線の坂に負けないスタミナがあるタイプが良い、と考えられます。
スピードは維持するけど、最後の坂に負けないパワーとタフさを持った馬が、良さそうです。
フィリーズレビューの一番人馬成績と払戻し
では、払戻しを見てみましょう。

荒れる傾向にあります。
コース設計が特殊な事も、理由のひとつでしょう。
一番人馬の成績は(0-2-0-3)。
やや不振といったところ。
人気に流されず、馬を選んでいきたいですね。
フィリーズレビューの対策まとめ
では、対策をまとめていきます。
- グレイソヴリン系、ハーツクライ系、アグネスタキオン系、ヘイロー系が活躍する傾向
- 枠によって、大きな有利不利はない
- 差しの馬が良い傾向
- 前半が速い。スピードを維持しつつ、最後の坂に負けないタフさを持つ馬が良さそう
- 荒れる傾向。人気に流されず、自分を信じて。
フィリーズレビューは、3月14日。
今年はどんなドラマが待っているでしょうか!?