2021年4月18日に行われる「皐月賞」。
3歳牡馬の3冠レース第1冠目のレースです。
「最も速い馬が勝つ」と言われるレースですが、トリッキーな競馬場の形状からも、波乱を含んだ決着になる事があります。
そんな皐月賞の近走5年のデータを集め、傾向を紐解き、対策を考えました。
予想のヒントになれば幸いです。
皐月賞の血統傾向
まずは、血統の傾向を見ていきましょう。
近走5年に出走した馬の「父と母父」の血統とその系統を調べました。
まずは、「1-3着馬」の血統です。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 1-3着.png)
やはり、歴史に名を残すような、名馬が多いですね。
皐月賞で活躍しやすい血統はこちら。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 推奨.png)
- ディープインパクト系
- キングカメハメハ系
- ダンチヒ系
の、活躍が目立ちます。
中山芝2000mという舞台。
スタートは、直線の入り口付近。
スタート直後に急こう配の上り坂があります。
最後にまた、急こう配の上り坂があり、坂を2回攻略しないといけない、タフな設計です。
パワー型の血統が活躍するのも、納得でしょう。
直線が短く、急坂もあるので、キレよりも持続力があるタイプが、好走する傾向もあります。
パワーとスピードを併せ持つような、掛け合わせに注目です。
また、仕上がり、完成度が早いタイプの血統も活躍している点も、見逃せません。
皐月賞の枠傾向
では、枠の傾向を見ていきましょう。
こちらも、近走5年のデータです。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 枠.png)
6枠が好走している傾向ですね。
3枠は馬券に絡んでおらず、割引き対象でしょう。
内よりは外枠の方が、活躍しやすい傾向が見られます。
しかし、そこまで枠を気にする必要もないでしょう。
皐月賞の脚質傾向とラップ傾向
では、脚質とラップの傾向を見ていきましょう。
まずは、脚質から。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 脚質.png)
差しタイプの活躍が見えます。
直線が短い事もあり、先行タイプも馬券に絡みやすいですね。
先行、差しでもやや前に位置するタイプの馬に、注目してみましょう。
では、ラップの傾向を見ていきましょう。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 ラップ.png)
前半はそこまで速くならない傾向です。
スタート直後に急坂がある事もあり、前半に速くなりすぎる事は、そんなに多くないと言えます。
バラバラとしたタイムですね。
皐月賞の払戻しと一番人気成績
では、皐月賞の払戻しを見ていきましょう。
![](https://matsudaikeiba.com/wp-content/uploads/2021/04/皐月賞 払戻し人気.png)
馬単が大きな配当になりやすいレースと言えるでしょう。
一番人気馬の成績は(2-0-1-2)。
昨年、一昨年と一番人気馬が勝っています。
皐月賞の対策まとめ
皐月賞の対策をまとめます。
- ディープインパクト系、キングカメハメハ系、ダンチヒ系が活躍する傾向!
- パワーとスピード、完成度が早い血統に注目!
- 6枠が好走!3枠は割引き。
- 差しが活躍する傾向!やや前に位置する馬に注目!
- やや荒れるレース。
さぁ、皐月賞は4月18日。
3冠の1冠目。
果たしてどんなドラマが待っているでしょうか!?